ジムを開業するまでに起きていた事件

ジムを開業するまでに起きていた事件

皆様、こんにちは。STAYGREEN FUKAI代表の井岡と申します。

今回は、STAYGREEN FUKAIが開業するまでに、僕が経験したお話です。

 

昨年12月の暮れに、介護士からボクシングトレーナーを目指すことを決め、3月で前職を退職し、実は5月にお店をオープンするために準備をしていました。

 

物件探しは大変でした。良い物件があっても、どこでもボクシングできるわけじゃないし、周辺の情報や騒音なども考慮して探さないといけない。

結局、なかなかボクシングができる物件は見つからず、途方に暮れていた頃に、1件ご紹介を頂けた物件がありました。

場所は大阪府の南に位置する大阪狭山市の金剛というところでした。

住宅街の中にあるマンション1階の物件で、なんと地下がある好物件でした。

お値段もお手頃!すごく惹かれました!すぐに内見を済ませ契約しました。

「やっと自分のジムができる!」と嬉しさが込み上げてきました。

 

しかし...

内装業者の方との打ち合わせの日に事件は発覚しました。大雨の次の日でした。

地下にボクシングのリングを作ろうと思っていたのですが、地下に降りると、地面や壁から複数の水漏れが...。

壁のクラック(ひび割れ)から染み出す雨水と地下水。それが床に溜まり、なんとも悲惨な現状でした。

終わった...そう思いましたが、諦めきれず、内装工事の社長さんに何度も相談させて頂きました。ただ、地下の水漏れというのは、1階や2階とは違い、補修をしても、劣化とともにまた地下水が湧き出てくるから、モグラ叩きのような作業になるし、トレーニングするなら、衛生的にも良くないとのご回答でした。

そして、悔しながらも契約は白紙にするしか手がありませんでした...。

知識も経験もない無知な僕は、どうすることもできませんでした。

そして、またスタートに戻ることに。

そんな経験があり、8月の深井店オープンまでは少し時間がかかりました。

しかし、あの経験と失敗が無かったら今の深井店は無かっただろうし、自分自身も全然失敗や成長をしないままお店を出して、失敗していたと思います。

憧れや希望だけでは、お店の責任者にはなれない。続けられない。

沢山の経験や失敗は、僕を成長させてくれた尊いものでした。

また、失敗した時に助けて頂いた、関わってくださった皆様との出会いも忘れ難いものでした。本当に感謝しています。ありがとうございました。

自分一人では絶対にオープンすることができなかったから、支えてくださった皆様に笑顔で恩返しができるまで、これからも日々頑張っていきます。

 

今日はこの辺で失礼いたします!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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