皆様、お世話になっております。STAY GREEN FUKAI の井岡です。
今回は「腹筋」と「意識」のお話です。
ダイエットに関するお客様のお悩みで一番多いのが、お腹や腹筋に関するお悩みです。
ぽっこりお腹や下っ腹が出てしまい、全然へっこまない。
腹筋割りたいのに全然割れない。
皆様の中にも感じられたことがある方はいらっしゃると思います。
今回はこういったお悩みにお役に立てるかわかわかりませんが、参考になれば幸いです。
そもそもお腹が出ている状態というものには様々な原因が考えられます。
例えば、脂肪が蓄積している状態、胃下垂や便秘などの内臓に関する問題など要因は様々です。
脂肪が蓄積している場合には、どれだけ腹筋をしてもお腹を割ることはできません。
厳密にいうと、腹筋はついていますが、脂肪により隠れてしまい表面には割れた腹筋は見えないという状態になってしまいます。
そのため、腹筋を割る前に脂肪を落とさないといけないということになります。
皮下脂肪を落とし、表面に筋肉が出てくる状態が皆様が思い描く「腹筋が割れた状態」な訳です。
そのため、「何回腹筋しても腹筋が割れない」とお悩みの方は、まずはお腹周りの脂肪を減らすことに着目するといいかもしれません。
次に胃下垂や便秘などの問題です。
こちらの場合は、食生活や便秘解消などにより改善する場合がありますし、常にお腹が出ているわけではないので、内からの改善をしながら腹筋をつけていくことがいいかも知れません。
私はどちらかといえば、胃下垂や便秘による問題が大きく、以前は通院しないといけないくらい酷い便秘に悩まされていました。
食生活と腸内環境の改善に取り組み、良くなってからは、かなりお腹周りの変化が目に見えてわかるようになりました。
そして、今回の本題ですが、「腹筋」と「意識」の関係性についてです。
日本では近年まで、身体を起こして丸めながら行う腹筋が「腹筋」というトレーニングのイメージとして定着していましたが、近年では様々な腹筋の鍛え方が浸透してきています。
従来の腹筋トレーニングが悪いわけではありません。私もやりますし、お客様にも提供しています。
ただ、腰痛や腹筋ができないとお悩みの皆様もおられますので、腹筋を鍛える方法が他にも沢山あることをご紹介させていただきます。
例えば、プランクやレッグレイズなどののような腹筋の鍛え方もありますし、SIX PADのように直接振動を加えて筋肉を動かす「EMS」というものも存在します。
つまりは、腹筋に負荷や振動を与えて、お腹周りの筋肉を鍛えることが「腹筋トレーニング」なわけですね。
私は、腹筋を鍛えるたくさんの方法を試しましたが、腰痛がひどく高負荷のトレーニングではよく腰痛を発症していました。
私がまず取り組んだのが、「腹筋を意識して生活する」ことでした。
「えっ!?」と思われた方、申し訳ございません。腹筋を意識しただけで腹筋なんかつくわけ...いや、あるんです。
腹筋を意識して生活すると腹筋は鍛えれるんです。
ただ、今回ご紹介するものは、腹筋をバキバキに割るような運動ではありません。あくまできっかけづくりとしてご活用いただければと思います。
以前お話したNEAT(非運動性身体活動)と似たような考え方になるのですが、生活動作の際に、常に腹筋に意識をして生活するのです。
自転車を漕ぐ時も、歩く時も、信号を待ってる時も、なんなら呼吸する時も...
どんな時も、みぞおちの少し下のあたりの筋肉に力が入っているか意識して生活するようにします。
すると、腹筋に負荷をかけた状態が維持され、生活動作の中で腹筋を鍛えることができるんです。
「いやいや、そんなんだったらみんな腹筋割れてるわ」と思った皆様。
確かに、これだけで腹筋をバキバキに割ることは難しいかも知れません。
でもするとしないでは全然違うんです。
実際に「世界一受けたい授業」や「ヒルナンデス」でも取り上げられた「ずるい腹筋を作るT ・F・M(体感風船メソッド)呼吸法」のように呼吸法で腹筋を鍛える方法なんかも存在します。
逆に腰痛リスクを抱えて高負荷の腹筋をして痛い思いをしたり諦めてしまうことを思えば、こういった方法から始めてみるのもいいかも知れませんよ。
大切なのは、自分の身体とうまく付き合いながら、鍛える意識を継続させることだと思います。
どれが自分の体にあった腹筋を鍛える方法か、色々やってみて選択しながら「継続できる」トレーニングから始めて、自分に合う方法を探していくことが大切なのではないでしょうか。
ストレッチやピラティスでもウエストシェイプは可能ですし、ボクシングトレーニングにも、各々のメソッドがあります。
自分に合った方法で、是非諦めずに理想のボディに近づけるようトレーニングをしていきましょう。
ダイエットやトレーニングを頑張られている皆様、悩んでおられる皆様に、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。