なぜプロボクサーはオリンピックに出れないのか?

なぜプロボクサーはオリンピックに出れないのか?

皆様、お世話になっております。 大阪府堺市中区深井のパーソナルボクシングジム STAY GREEN FUKAIの井岡です。

 

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ぜひこの機会にご利用くださいませ。

 

たくさんの皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

本日はオリンピックのお話をさせていただきます。

お客様とお話している時に「なんで井上尚弥は世界トップクラスの選手なのに、オリンピックに出ないの?」というご質問が...

皆様はこの答えをご存じでしょうか??

 

ボクシングを含め、「プロ」のライセンスを持っているのにオリンピックに出れない競技が多数あります。例えば、フィギュアスケートなんかもそうですが。

 

この答えは、さまざまな事情が関わっていますが、基本として、

オリンピックはオリンピック憲章において「アマチュアスポーツの祭典」として開催されていた経緯があるからなんです。

 

1984年から次第にプロ選手の参加が認められるようにはなってきましたが、団体や種目によって違いがあるのです。

ちなみにボクシングは、プロでも一応オリンピックに参加することは可能なんです。

 

AIBA(国際アマチュアボクシング連盟)がオリンピックのボクシング競技を取り仕切っているのですが、この団体が主催するWSBとの契約がオリンピック参加の条件となります。

 

そのため、WBA、WBC、IBF、WBOなどの団体に加盟しているボクサーがオリンピックに出場するには、自分の築いてきた地位を投げ打ってWSBと契約する必要があります。

 

そのため現在世界で活躍しているプロボクサーは、あまりオリンピックで見かける機会はないというわけです。

 

そしてオリンピックで行われるボクシング競技はルールも少し違います。

 

基本的にはアマチュアルールが採用されており、プロボクシングが3分12ラウンドであるのに対し、オリンピックでは3分3ラウンドと短いです。

ボクシングでオリンピックに出場するには、選考大会で勝利する必要があります。

 

・世界ボクシング選手権

 

・ワールドシリーズオブボクシング

 

・アジア・オセアニア予選(5大陸予選)

 

・世界予選

 

・世界最終予選

 

この5大会で1位〜5位までに入賞した選手にオリンピックの出場資格が与えられます。

 

実際に日本からは、村田諒太選手が2012年ロンドンオリンピックで48年ぶりに金メダルを獲得。

 

2013年にプロに転向しWBA世界ミドル級王座を2回獲得。日本人として初めてアマとプロの両方で世界の頂点に立ちました。

2012年にもう一人、メダリストに輝いたのが清水聡選手。

 

ロンドンオリンピックで銅メダルに輝き、2016年にプロに転向。

 

2023年にはWBO世界フェザー級王者ロベイシー・ラミレス(キューバ)に挑んだが、5回TKOで敗れた。

このように日本では、アマチュア選手としてオリンピックに出場し、プロに転向する選手が多いです。

 

世界の国々では、オリンピックでの結果を優先する国もあるようですが。

 

もちろんオリンピックメダルは、国を代表する成果として世界から認められますし、そういった考えがあるのも理解できます。

 

世界的に見ても、オリンピックメダリストとしてアマチュア経験を積んでからプロに転向した選手はたくさんいます。

 

有名なのが2008年の北京オリンピック、2012年のロンドンオリンピックで連覇を果たしたウクライナのワシル・ロマチェンコでしょう。

ちなみに、ウクライナでもう一人有名なオレクサンドル・ウシクも2012年ロンドンオリンピックのヘビー級金メダルを獲得しています。

ロマチェンコはアマチュア396勝1敗という驚異的な記録でプロに転向。

 

現在でも世界で大人気の選手です。

 

ちなみにみなさんのご存じの選手で言うと、誰もが知っているアメリカのモハメド・アリも1960年のローマオリンピックの金メダリストです。

 

彼は「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と呼ばれる華麗なスタイルで、三度のヘビー級王者になっています。

他にもアメリカにはオリンピックメダリストのプロボクサーがたくさんいます。

 

・ジョー・フレイジャー 1964年 東京五輪ヘビー級金メダル

 

・ジョージ・フォアマン 1968年 メキシコ五輪ヘビー級金メダル

 

・フロイド・パターソン 1952年 ヘルシンキ五輪ミドル級金メダル

 

・シュガー・レイ・レナード 1976年 モントリオール五輪ライトウェルター級金メダル

 

・オスカー・デ・ラ・ホーヤ 1992年 バルセロナ五輪ライト級金メダル

 

・パーネル・ウィテカー 1984年 ロサンゼルス五輪ライト級金メダル

 

このように世界的にも、オリンピックにおけるボクシング競技は、アマチュアの頂点であり、プロに転向する前の登竜門というような位置付けになっているのかもしれません。

 

日本からも、このような選手がたくさん出てくるようになるといいですね。

 

本日は、オリンピックのボクシング競技についてのお話でした。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

【STAYGREEN FUKAI】

 

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